2017年10月17日

381漢字ジャボラNPO あとがきと注意事項


1996年(平成8年)
 当時、地域で急激に増加した外国人児童生徒へ体操服、靴等の支援をPTAの仲間で始める。
外国人児童生徒保護者にも、日本語学習の支援を開始。(現在に至る)
  
2002年(平成14年) NPO認可。
 浜松市国際課から、外国人児童生徒支援の依頼を受け、子ども達への日本語学習支援を開始。
支援者は、必要に迫られ日本語を専門的に教える技術を身につけるべく日本語教育を学び、日本語教師資格を習得。ボランティアから日本語学習指導者グループへと歩みを進めてきた。  

2010年(平成22年) 
 浜松市教育委員事業、公立小中学校在籍児童生徒への日本語・学習支援を受託。(現在に至る)
文科省拠出事業「外国人の子供の就学支援事業、虹教室」を受託。(2012年終了)
日本語のみならず、学習等の支援が必要になり、双方が学習できる独自教材制作に着手。(2017年完成)

☆ 2017年 (平成28年8月21日) 381漢字との出会い☆
 基礎教育保障学会設立大会(国語国立研究所において)が開催され日本社会で生きていく上で、70%をカバーできる381漢字」に出会う
小学校で積み上げる1006字の漢字は、高学年で来日した外国人児童生徒にとってはあまりにもハードルが高い。
しかし漢字国日本で生きていく彼らにとって、漢字学習は欠かせない。適当な教材を求めて、いろいろと試行錯誤を繰り返してきたが、この度、夜間中学の先生方が長年研究されてきた381漢字が解禁となりやっと、探していたものに巡り合え感謝。
この度、ジャボラのメンバーが中心となり小学校でも使えるよう381漢字の編集に着手。日本の漢字社会において70%位の読み書きができるとあれば、学習者も支援者も頑張らないわけにはいかない、と思ってもらえたら嬉しい。
現在も改良を重ね、より良いテキストを目指して奮闘中。

注意1、
使用にあたり巻頭言の国語国立研究所、野山広氏の執筆を必ず読み、381漢字の特性を理解した上で使用する。

注意2、
対象児童生徒は中途来日等、381漢字を使わざるを得ない理由がある場合に限る。いずれの場合も使用の際は学校の許可を得る。

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jyaboranpo at 18:26|Permalink

お待たせしました。381漢字小学校バージョン

昨年、基礎教育保障学会(基礎教育保障学会  info@jasbel.org )設立紹介記事を記載。

その後、381漢字漢字の編集を行ってきたが、小学校編がやっと出来上がった。
個人学習に使うにはOKだが、使う為には必ず押さえておく事項がある。
特に学校現場で使う場合は、下記
野山 広(基礎教育保障学会副会長、国立国語研究所)の巻頭言とジャボラ記載の注意事項
を読んで、必ず学校の了解の元、使用していただきたい。
また現在ぺージのレイアウトを更に変更中。

381字
日本社会で生きていくために必要な漢字力

生活基本漢字381は、「基礎教育保障学会」の設立記念研究大会(2016年8月21日、国立国語研究所)の際、見城慶和さん(えんぴつの会、元夜間中学校教諭)が、「夜間中学の生活基本漢字381字〜選定の背景とその指導〜」というテーマの講演(基調講演供砲涼罎如会場の参加者の皆さんに改めて紹介してくださいました(http://jasbel.org/kyozai参照)。この教材は、生活基本漢字の習得のために開発された授業用テキスト『国語八』(東京都公立中学校二部授業資料開発委員会、東京都教育庁指導部、B5判76頁 1976年3月発行 1984年3月改訂)が基になって作成されたものです。この381字は、生徒(学習者)の日常生活の文脈に即しており、基礎、履歴書、衣食住、身体、病院、公共施設、標識、交通、自然、地理、職業、学校生活、社会生活、個人生活の場面・状況の中で必要(不可欠)な漢字を厳選したものです。

初版が発行された1970年代後半の当時の生徒(学習者)の日常生活の状況・場面や文脈に出来るだけ対応した漢字が精選されているということは、生活言語として必要な日本語の漢字を充たしてはいますが、学校生活を送るのに十分な漢字を網羅しているというわけではない、ということです。換言すれば、この生活基本漢字の中で挙げられた漢字の習得をもって、学校生活やその後の言語生活を送っていくのに、必要十分ということを意味しているわけではない、ということです。このことに関して、くれぐれもご留意ください。
改めて申し上げます。この教材「生活基本漢字381」を活用して、さまざまな指導を行う場合には、以上のような点に十分に配慮して、適切な使用を心がけて下さい。この教材の活用が皆さんの現場で導入され、これまでなかなか漢字に対して親近感や興味を抱けなかった児童・生徒や学習者の皆さんに、それぞれ「学び」のエンジンがかかり、持続されてゆくことは、やがて、リテラシーの力(読み書きを必要とするあらゆる活動への参加を可能にする知識や技能を獲得し、地域社会で生活するさまざまな言語・文化背景の人々とのコミュニケーション=交流、対話をする中で、自分の立ち位置や状況をしっかりと把握・認識しながら、状況に応じて、何らかの役割を果たすことのできる力)を磨くことに繋がっていくことと思います。
言い換えれば、日本語を学んでいる/学ぼうとしている多様な背景の皆さんの心に、「やる気」の火がつく(「学び」のエンジンがかかる)ことは、やがて、基礎教育が保障された社会の基盤作りや、その社会を支える「ひと」づくりへと繋がっていくだろうと思います。この教材が、「学び」のエンジンの潤滑油として有効活用されることを心から祈ります。

野山 広(基礎教育保障学会副会長、国立国語研究所)

*381漢字を使用される場合、合わせてジャボラNPOのあとがきをお読みいただき、正しく活用していただけるようお願いいたします。  ジャボラNPO 代表 河合



jyaboranpo at 18:20|Permalink

2017年07月15日

結婚

新事務所 028

岩永子どもグループ
岩永一人春

大切なスタッフ岩永府子がお嫁にいきます。行先はなんとメキシコ。
出会いから9年、ジャボラスタッフになってから7年。

この間、実の娘より長く一緒の時間を過ごしました。
楽しかったこと、苦しかった事、悔しくて辛かった事、新しい事業、
共に悩みながら乗り越えてきた月日は忘れようにも忘れられません。

お別れの会ではなく、壮行会を開いて皆で送り出しました。
好かれていたから、頼りにされていたから、皆出席してくれ、
それぞれが万感の思いでおくりだしました。
彼と幸せにね(家族を連れて早く戻っておいで、本音)

jyaboranpo at 16:30|Permalink

2017年06月30日

外国大人テキスト完成

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子どもテキストに続き、大人テキスト完成

文化庁委託事業が本年3月で一応終了した。(満6年有難うございました)


初心に戻って、自力運営でも学習者がいるなら頑張りたいというのが支援者全員の意見。
当然支援者に払うお金は、わずかになる。

(それならか、どうかはわからないし、お金の切れ目が縁の切れ目だったとは思いたくないが)
もちろん、辞めた者もいる。

急遽、収支の見直し。

日頃一番時間がかかって、お金もハッキリしないのがコピー費であるというわけで、時間がなくて、途中でほったらかしにしていた大人版テキストを急ピッチで仕上げた。

とりあえず、毎回各課ごとに支援者がどこのコピーが安いか、などと走り回って苦労する必要はなくなった。

10円貰い忘れた、10円多い(もう、聞くも涙の物語)が、無くなったのは本当に助かる。


しかし、何回も校正したはずなのに修正箇所は子どものテキストと比較にならないところが、これまたすごい

この人物は弟だったはずなのに、次の課では兄に変身しているとか。


ただいま1課〜4課まで完成。


jyaboranpo at 14:00|Permalink

2017年05月15日

子ども用テキスト完成

DSCN0185[1]

やっと、やっと、外国人子ども用テキスト完成。

手こずった一番大きな要因は「捨てる」作業。
その名も「とりあえず、これだけは覚えよう」とでも名づけたいぐらい
短期間での学修版に編集し直したからである。

なぜか?

外国人児童生徒の日本語支援に関わっている方ならお気づきだろうが、子どもは理屈では覚えない。

文法の積み上げなど、やらないし、できない。自分が話せないことは辛いが、かといって繰り返し、練習するのも好きではない。

やはり、友達からの自然習得が一番早くて。無理がない。

というわけで、そのお手伝い位の日本語学習に変更したつもり

できるだけ早く学習日本語に移行させる方がよいのは周知のこと。(とはいえ重複している事も多いのだが)

既存の子どもテキストは絵も中身も素晴らしい。(値段も)

当方の物は、専門家からすれば、いろいろ難ありだろうが、まあとにかく、自分達が作るという事は、子どもの目線で一生懸命考えるということになる。

これはこれで大変な自己学習の積み重ねである。

自分達でみても突っ込みどころ満載である。しばらく修正は続く


jyaboranpo at 17:33|Permalink

2017年04月15日

新人スタッフです。宜しくお願い致します。

新人本当に嬉しいです。

本年も新しいスタッフ3名増えました。嬉しい理由、素人がいないこと。

土曜日夜の外国人大人クラスを担当する両側の2名は、日本語教育資格保持者。

真ん中、外国人子ども支援者は経験者。なかなか即戦力になる新人スタッフは少ないのですが、有難いです。

ジャボラ頑張れと言われているようで感謝です。研修後5月より即スタートです。

jyaboranpo at 05:00|Permalink

2017年03月31日

引っ越しました

事務所に使う引っ越しました。

正面は佐鳴湖です。

🌸が満開で美しいこと。

引越しの理由その1、
スタッフの学習、会議等のたびに公共施設探しに時間を費やさない、お金をかけない、駐車場の確保に困らない。 

2、放課後の受け入れを行う場合今後は中学生視線で、自分達で来られるところ。

3、使わない部屋のない(テラスハウスは2階が子供たちには危なくて使えなかった。)教材が十分におけるところ。 

4、どの学校へ行くにも、アクセスのよいところ。 

おまけの5、仕事に疲れた時癒される環境。(ここ大切)というわけでホームページに戻っていただくと住所を記載してあります。

jyaboranpo at 02:00|Permalink

2017年01月13日

宣言 2017年は手がけている教材を全部仕上げます。

本年も宜しくお願いします。誰に何に宜しくお願い?👈自分達のやる気と本気度が更に上昇してくれるように!

ギャランティは良くないのにやることばかり多いのは今年も変わらない? 関係者及び皆様適度に頑張ろう。 

 あと少しで昨年手がけたリライト教材ができあがる。これは昔から大切にしてきた日本人の考え、人との交流に対する思い、最近は日本人だってダメじゃんって言われそうだが、そんなことはない。

震災やいざというとき、大半の人々の(一部とんでもない輩もいるが)根底や助け合う行動力の凄さ(やさしさ、譲り合い、助け合い等)は変わってない。

ここら辺は日本語学習だけじゃ教えられない。で、昔話は善悪がはっきりしているので、知ってもらいたいことをわかりやすいリライト本にしたらどうだろうかという事で、小学校1年の国語本にその名前がでてくる物から手掛けた。

(当方が行った日本人と外国人の防災訓から、外国人との避難所生活は、大変になるかもという危惧にかられた。団体行動は苦手な者が多い。でも自分の主張ははっきりしている。思った事は行う。このパターン多くなってきている。)

解決には急がば回れ、一方的な支援だけじゃダメ。彼らにも学んでもらう。というわけで今年は色々読める物を用意してそこから学び取る、自助努力できる手伝いを行う、というのが目標の一つ。

リライト


jyaboranpo at 18:14|Permalink

2016年12月25日

2016年最後の日本語学習発表会を歌で締めくくる

12月17日土曜日本年最後の日本語学習。

舞台皆で歌う今年の企画「歌から日本語を学ぶ」二回目。歌が日本語学習の手助けになってほしいという目的で開催。

今回は、毎年最後に行う学習発表会と合同で行った。

浜松少年少女合唱団の透き通る歌声に、学習者も支援者も1年間の頑張りを癒され、お返しに「明日がある」を返歌。指導と当日も指揮で参加してくれた高橋さんに感謝。

日本語での発表は12月に3年間の仕事を終え中国に帰国する白さん、本年4月に来日したブラジルのブルーノさんが行った。ブルーノさん皆の前白さん
白さんはジャボラの企画すべてに参加。遠足も富士登山も一緒に行い、皆さんから可愛がられた。
ブルーノさんは、働き疲れてあくびを連発しながらも教室に参加し、勉強に頑張り今年一番伸びた人だ。

全くのボランティアで1年間助けてくださった教員の森下先生を始め、最後までお付き合いくださった皆さん、スタッフ、そして少年少女合唱団の皆さん、団長伊熊先生皆様に感謝。2017年が平和な年になりますように。全員


jyaboranpo at 17:45|Permalink

2016年10月01日

日本社会で生きていくために70%をカバーできる381漢字

381漢字がこれからの支援の在り方を変える予感大

ジャボラはNPO化された年から15年間、外国人児童、大人への漢字学習も日本語と同時に行ってきた。

小学校6年生までに積み上げていく1006字の漢字は日本人の子供でさえ大変なのに、外国人児童
もちろん全員ではないにとっては立ちはだかる壁である。

支援する者にも時として無力感を感じさせる程、手ごわい数である。
しかしながら日本語を教える以上欠かせない内容の一つで、避けては通れない関門だ。

今回、「日本社会で生きていくために70%をカバーできる381漢字」の存在を紹介できるのはもちろん基礎教育保障学会設立に参加できたからであるが、紹介してくださった国語国立研究所の野山広氏に心から感謝。

基礎教育保障学会の設立に至った経過、内容。381漢字について講演をお願いした。

詳細はチラシをクリック


jyaboranpo at 14:32|Permalink